私は、ここまでの急騰はまだ無いだろうと思っていた。
どこかのタイミングで、さすがにへし折られるのではないか。
そんなふうに見ていた。
ロックアップを通過したばかりで、需給は決して軽くない。
売り圧力が意識され、どこかで失速してもおかしくない。
そう考えるのが普通だと思っていた。
だが、実際の買いは想像以上にしぶとかった。
いや、しぶといというより、昆虫のように粘り強く、容赦がなかった。
少し下がってもすぐ買われる。
押しても押しても、買いが途切れない。
あの感じは、売り方からすればかなり厄介だったはずだ。
特に強く感じたのは、組み入れ機関と新規の機関投資家の存在だ。
ただの個人の押し目買いではない。
機械的に、あるいは戦略的に、かなり大きな資金が入ってきている印象があった。
その買いが、売り方の想定を何度も上回っていたように見える。
ただ、ここで大事なのは、ショートスクィーズがあったかもしれないが、断定はできないということだ。
空売り勢が一斉に踏み上げられていた可能性はある。
一方で、単純に買いの勢いが強かっただけ、という見方もできる。
現時点では、そのどちらかを決め打ちするのは難しい。
それでも相場は、「そろそろ終わるだろう」という見方を何度も裏切った。
そして気づけば、まだ上を試す勢いを保ったまま、来週にも続きそうな空気すら出てきた。
私は正直、ここまで素直に上がるとは思っていなかった。
どこかで失速する。
どこかで折れる。
そう思っていたのに、現実は逆だった。
買いは、静かに、しかし確実に強かった。
そしてその強さは、短期の投機というより、
組み入れ機関や新規の機関投資家による構造的な買いに見えた。
だからこそ、今回の急騰はただの一日限りの動きではなく、
来週以降にも続く可能性を感じさせる相場だった。
SpaceXはやはり、ただの上げ下げでは終わらない。
売りも強い。
だが、それ以上に買いが強い。
その事実を、昨日の相場はまざまざと見せつけた。
私は感動している。
勝利の余韻を一瞬楽しんでいるのだ。
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