気持ち悪い相場 #SPCX

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気持ち悪さの正体は、下がるかもしれないという感覚だった

相場を見ていて、ずっと説明しづらい気持ち悪さがあった。
負けているわけではない。数字だけ見れば、そこまで悪いわけでもない。
でも、どこか落ち着かない。
その正体を言葉にすると、たぶん「下がるかもしれない」という感覚だったのだと思う。

しかもそれは、ただの不安ではない。
自分なりに理屈がある。
過熱しているように見える。
需給が少し不安定に見える。
勢いだけで上がっているように感じる。
そういうときに、何となく気持ちが悪くなる。
そして、その違和感を先に拾ってきたときに、自分はこれまで勝ってきた。
つまりこれは、ただの気分ではなく、たぶん自分の逆張りの発想なのだと思う。

逆張りは、みんなが強気のときに一歩引いて見る力でもある。
上がっているから安心するのではなく、上がっているからこそ、どこかに無理がないかを見る。
空気が良すぎるときほど、むしろ危なさを探す。
そういう見方をしてきたからこそ、うまくいった場面がある。
だから今回の気持ち悪さも、単なる弱気ではなく、もしかすると自分の感覚が「そろそろ怪しい」と言っているのかもしれない。

ただ、ここで難しいのは、違和感があることと、本当に下がることは同じではないという点だ。
気持ち悪いからといって、必ず下がるわけではない。
逆に、強く見える相場ほど、そのまま上に行くこともある。
だから逆張りは、感覚だけで突っ込むと危ない。
違和感は大事だが、それをそのまま売買の理由にしてしまうと、ただ早すぎるだけで終わることがある。

それでも、やはりこれは自分の勝ち方でもある。
気持ち悪さを覚えたときに、一歩引いて考える。
勢いに飲まれず、どこかに無理がないかを見る。
みんなが安心しているときほど、少し疑ってみる。
その姿勢で、自分はこれまで何度か助けられてきた。
だから、完全に切り捨てることはできないし、切り捨てる必要もないのだと思う。

たぶん今必要なのは、
「気持ち悪い」という感覚を否定することではなく、
それをどこまでが直感で、どこからが確信なのかに分けていくことだ。
相場に対する違和感は、自分の武器になる。
でも、その武器を使うには、感覚をそのまま振り回すのではなく、条件に落としていく必要がある。

結局のところ、自分は「下がるかもしれない」と感じたときに勝ってきた。
その感覚は、たぶんこれからも消えない。
ただ、それをどう扱うかは別の話だ。
違和感を尊重しながら、でも急ぎすぎない。
逆張りの感覚を信じながら、でも雑には動かない。
そのあいだのどこかに、自分のちょうどいい勝ち方がある気がしている。

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